答え: 読み方は、「せんようこうり」です。
    富山藩二代目藩主、前田正甫公の
    「用を先にし、利を後にせよ」の教え
 岩ひば
黄 金 錦
  岩 ひ ば
販売システムの先用後利は,理にかなっているから310有余年続いています。

私の考えるもうひとつの先用後利とは,人に意していただいたものを人が用するということです。

例えば,今使っているテレビや自動車は,人が発明し意したものです。

その後、時代の流れに適しながら、人の我々が、人為淘汰し用しております。

また,ご先祖様がいたからこそ我々が存在し、子孫、後裔が繁栄していきます。

ゆえに,世の中に起こるすべてのことにがありができ、がまたになる、後先一体なのです。

私は、もうひとつの先用後利として大切にしていきたい言葉であると思います。

“私の先用後利”
お客様へ薬をお預けしておいて、次に回った時に、使った分だけの代金を戴き、残った薬は新しい薬

と取替える、というのが310年来、変わらず続いている富山の薬屋さんの伝統的な販売システムです。

この販売システムは、に利してもらい、益をいただくという意味で

「先用後利」(せんようこうり)と呼ばれています。

現在のリースとクレジットを合わせたものといえるでしょう。

お客様には、各種の薬をいつも手元に置いておける安心感、そして使った分だけのお支払いという

大変便利な販売システムです。
『先用後利』のお話し